13年前の今日は、東日本大震災の発生日です。
当時の私は、都内で働いていました。地震発生直後は一旦は社外に避難し、同僚たちと携帯のワンセグで、発生直後の東北の様子を確認していたことを今でも思い出します。当時の仕事は曜日と時間が重要な仕事でもあったので、発生が金曜日の15時前。という事を強く覚えています。
被災された方々に心からお見舞い申し上げます。
そして、今は湘南・藤沢で不動産業を営んでいますが、この海に面したまちで不動産業を行うことで、色々と考えさせられることが多くなりました。そこ少しお話したいと思います。
まず、不動産の価値はその時々の情勢や景気によって大きく変動します。
直近では、新型コロナウイルス感染拡大に伴い、人との接触頻度の減少(制限)、リモートワーク、時差勤務などの働き方の変化に伴い、都心での生活をする必要が無くなり、都内や横浜でお住まいだった方々が、湘南での生活にシフトチェンジする方が増加しました。
そのため、湘南・藤沢市の不動産が供給不足気味になり、不動産の実勢価格が一気に高騰する流れになりました。
現在では、都心の不動産価格が高止まりの影響が、現在でも続いているのが、直近での大きな変化かと思います。
そして、東日本大震災の時はどうだったのでしょうか。
藤沢市は、湘南のイメージが強い南部の海沿エリアと田畑が広がる北部の緑豊かなエリアとなり、南北に長いまちになります。
その為、震災発生後は、海沿いのエリアの需要が一気に下がりました。南部から北部への転居も多くありました。
国・県・市としては、防災の観点からでしょうか、「津波防災地域づくりに関する法律」が策定。藤沢市の海沿いのエリアが津波災害警戒区域に入り、藤沢市では藤沢市津波避難計画が作成されました。
その後、海沿いの不動産価格も、現在の価値にまで戻ってきています。
不動産の購入は、非常に高額な買い物です。一生に一度。という方が大多数かと思います。そのため、災害や事故や事件などのネガティブな出来事によって、価格が大きく左右されます。需要が下がり価格が下がらないと購入意欲と比例しない。という事だと思います。
現在、湘南藤沢エリアの不動産価格はとても良い時期なのは間違いありません。不動産の売却を検討されている方も多くみられます。南部・北部共にとても良い市場価値になっていると思います。
不動産は時期によって大きく価格が変動しますが、住みたい・売りたい・引っ越したい。と思う時が最善の時期です。
私は、藤沢市を全力でお進めする住みやすいまちだと思いますので、藤沢市の魅力を知りたい。という方はお気軽にお問い合わせください。
最後に、大きな震災は、いつ私たちの身にふりかかるかわかりませんので、防災の意識は非常に大切ですので、常に意識をしておくことが大切だと思います。